カイゼンラボ

いま必要なものをつくり、
超高齢社会の課題をカイゼンする

超高齢社会に必要な「仕組み」「サービス」「モノ」を新たにつくったり、
今あるものを改善したりしています。
BABA labオリジナルの取り組みのほか、
企業や行政、大学からの提案による取り組みなど、さまざまなことにチャレンジしています。
みなさんからの提案もお待ちしています。

ICT・デジタルデバイドを解消するには?

テクノロジーの進化にともない、シニア向けのスマホや介護者向けのアプリなど、超高齢社会の課題を解決するためのサービスや仕組みが、日々生まれています。しかし、聞こえてくる声は「使いたくてもなんだか怖い」「便利なのは分かっているけど…」という後ろ向きな声ばかり。つくる側の「便利だからつかってみて」が逆にシニアを遠ざけている様子です。とはいえ、やっぱりテクノロジーの力を利用したほうが楽になることもたくさん。 BABA labでは、シニアが「それやってみたい!」「楽しそう」といつのまにか、デジタルの力を利用できる環境や仕組みをつくっています。

世の中のサービスや商品のカイゼンをするには?

シニアスマホ・見守りサービス・シニア住宅…世の中にあるシニア世代向けのサービスや商品は、企業に勤める若い世代が企画することがほとんどです。実用化にあたり市場調査やインタビューはしているものの、シニアにその使い心地を聞いてみると、使いにくさやカッコ悪さを感じながらも仕方なく受け入れているのが現状です。 BABA labでは、 世の中にあるサービスや商品について、シニアのホンネを聞き、その改善にチャレンジしています。つくれるものはつくってみたり、つくれないものは「カイゼン提案書」としてまとめて提示したりしています。

超高齢社会に適したはたらく場って?

定年はひきあげられ、70歳を過ぎてもはたらくひとが増えてきました。疲れやすい身体、なんとなく億劫になることも多くなって、どんなペースでいつまではたらけばいいのか不安になります。お金をもらうこと=「はたらく」こと?もっとほかのカタチの「はたらく」もあるのでは?いろんな世代との刺激ある出会いがあったり、たのしいことにチャレンジできたり、年齢や老化にとらわれずはたらける場所があったら。BABA labでは、シニアの「はたらく」について考えたり、地域にいろんなカタチのはたらける場をつくっています。

定年後をどう生きる?

定年後や介護や子育てが一段落したあと、「さて、なにをしようか?」と迷うシニアが多くいます。はたらく・学ぶ・ボランティアをする・遊ぶ、とたくさんの選択肢があるなかで、情報が一元化されていなかったり、なんとなくハードルの高さを感じたりして、自分にあった場所を見つけるのはなかなか難しいものです。 BABA labでは、セカンドライフを迎えたシニアが地域の情報に出会いやすいアプリや仕組みを開発したり、地域への第一歩として入りやすい入口を企画・運営したりしています。

若い世代が高齢社会を考えるには?

若い世代に「シニアのイメージって?」と聞くと、杖をついて歩く老人の姿だったり、縁側に座って日向ぼっこをする姿だったり、親や祖父母以外と話す機会がないので全くわからないというのが現状です。裏を返せば、大人にとっても若い世代の姿を捉えることは難しいのです。世代間のギャップを無くすには「お互いを知る」機会が必要です。 BABA labでは、 シニアだけでなく、もうすぐシニアになる世代、そしていつかはシニアになる若い世代が一緒になって街のことを考えるために、お互いを知るためのワークショップやプログラムをつくっています。

いろいろな人とつながる場って?

シニアになると、家族・地域の人たち・元同僚など、出会いが限られてきます。さらに気力や体力が落ちてくると、新しいことを始めたり、新しい人と出会ったりすることが面倒になるのも事実です。とはいえ、面倒だと思う一方で、新しい刺激は何歳になっても楽しいものです。BABA labでは、自分の住む地域だけでなく、全国のシニアと出会う場をオンラインでつくったり、同じ趣味の人と出会ったりする場をつくったりしています。