「おばさん」と「おばあさん」の境界線は何ですか?

50代~70代の女性100名にアンケートを実施し、どんな境界線を越えると「おばあさん」になるのかについて自由回答を集計しました

本調査の実施前からの想定通り、「〇歳以上かどうか」と年齢で区切る意見は数多く集まりましたが、一方で、“孫”を持たなければ「永遠におばあさんにはならない」という、年齢否定派もいました。

最も多かった回答は、「孫がいるかどうか」。全体の約26%が「いれば=おばあさん」と回答していました。しかし、実際には「身内以外には呼ばれたくない」という補足意見も多く、役割や関係性の呼称である場合に限り「おばあさん」になることをかろうじて受け入れるようです。

「〇歳以上かどうか」「孫がいるかどうか」のほか、「歩き方の速度」「腰のまがり具合」「白髪の割合」など、数値で測定可能な【第三者に判断できる】境界線であれば一応は納得するが、本音で言えば「おばあさん」と呼ばれることには抵抗したい、若くありたいという風潮が全体的に読み取れます。

一方、「明るい」「かわいい」「おおらか」などの【曖昧なイメージ】の境界線で表現する人も多くいました。【曖昧なイメージ】の境界線の中には、自分も年を重ねたら“こう見られたい”という願望や、「いろいろなことを経験している人」「元気で行動している人」「生きがいを持っている人」などの回答に表される“こうありたい”という希望や憧れが含まれています。

「おばさん」と「おばあさん」の境界線は、「若くみられたい」といった第三者との比較にある従来の風潮と、素敵にわたしらしく年を重ねたいという新しい女性像に憧れる意識との狭間にあるのかもしれません。

回答一覧

・女同士の競争がない

・見た目かなあ。少し背中が丸くなって話し方がゆっくりで、笑顔ならおばあさん!

・世の中のみなさんに愛されはじめたら、おばあちゃん

・おばあちゃんの方が実はおばさんよりプラスなイメージです。おおらかさかわいさがある。

・孫にはおばあちゃんと呼ばれてよいが、外の子どもからは、呼ばれたくない。

・自分で体力のおとろえを自覚したときに、おばあちゃんになる

・おばさんもおばあちゃんも、いきいき働いているのがよい。境界線はない。

・おばさんは、少し若い。年をとって、いろいろなことを経験しているのがおばあちゃん

・仕事をしている人、ボランティアをしている人は、おばさん。自分と家族のために生きている方はおばあちゃん。

・シルバーパスで乗り物にのるかどうか。

・おばあちゃんは人に頼る人。おばさんは自分で動く人。

・回りにいる人が話している横文字が理解できるかどうか。

・知らない人にすぐ話しかけるようになるかどうか。

・自分でどう呼ばれるか、各自の知識。他人には、名前で言うのが原則。

・いくつになっても、他人からは奥さんと呼ばれた方がいいかな

・第三者が外見で見分ける。若者とおばさんの違いは、羞恥心がなくなるときですが…。

・男女を超越した時がおばあちゃんかな

・境界線は「ない」と思う

・孫ができたかどうか

・姿勢が悪く、歩くのが遅いのはおばあちゃん

・子育てがおわったら、おばあちゃん

・孫がいるか、いないか

・20代でも子どもができたら「おばちゃん」と呼ばれてとくに抵抗なかった。なので、孫ができたら、そう呼ばれてもいい

・子どもが幼稚園のころ、大学生くらいの子を「おばあちゃん」と呼んでいた。

それを考えると、子供になら「おばあちゃん」と呼ばれても仕方ないかも

・孫ができたら、おばあちゃん

・境界線!?考えたことない!

・年齢に関係なく、子どもの友達からは、おばさん。孫の友だちからは、おばあちゃんとよばれる。

境界線だとしたら、75歳から。おばあちゃんかも?

・うーん。むずかしいですね。回答にはなりませんが、5年ほど前にとある施設で働いていたときに、

そこへ遊びに来る小学生たちに「おばねえさん」と呼ばれていました。「おねえさんではないけど、

おばさんというほどでもない。」ということでした。

・見た目、髪の毛が白いとか、なんとなく。子どもが(2歳のとき)中学生をみて、「おばさん」と言って、ドッキ!

・孫がいるかどうか。本人が自分のことを「おばあさん」と言うかどうか

・身のこなしがかなりゆっくりしているとおばあちゃん 「てきぱき動けるかどうか」

・孫がいたら、おばあちゃん

・孫がいるかどうか

・60過ぎたら、おばあちゃん

・孫がいる、いない

・おばあちゃんは、杖をつき、シルバーカーを押して歩く。白髪、腰が曲がっている。孫がいる。

体力的に弱っていても明るく、やさしく、家族に愛されている人

・よその子供にどちらで呼ばれるかどうか

・60才以上かどうか

・まごがいる70代からおばあちゃん

・自分の意識で決まる

・人が自分のことをどう判断したか

・まごがいるかどうか

・本人の意識

・おばさん→元気がある、話しかける人が多い。 おばあちゃん→腰がまがっている。歩き方、姿勢が見た目で判断するかも

・元気に歩けるかどうか

・動きが敏捷であれば、おばさん。動きが鈍くなればおばあさんかな?

・シルバーパスがあるかどうか

・孫がいるかどうか

・年金をもらっているかどうか

・可愛い年寄りかどうか

・孫がいるかどうか

・身近な人かどうか

・可愛らしいかどうか

・孫がいるかどうか

・おばさんは、ディズニー。おばあちゃんは、デズニー(と言う。)

・本人の気持ち

・おばあちゃんになると、体力的には、足がよく上がらなくなって、

歩くのに時間がかかるようになる。精神的には、後回しが多くなる

・90才以上かどうか

・孫がいるか、いないか

・後期高齢者(75才)かどうか

・75才以上かどうか

・孫がいたら、おばあちゃんと思うが、本人の考え方しだい

・80才すぎかどうか

・70才以上がおばあちゃん。元気で行動している人。区別ない。

・人をたよりたくなると、おばあちゃん

・100才をもくひょうに生きて行くつもりで、孫もいないでまだ父と呼ばれ、死ぬまでじいさんにならず生きていくつもりです

・わからない…

・孫がいるか

・65~70才前後からおばあちゃんかな

・自分の子供世代からどう呼ばれるか

・おばさんは、他人で女のひと。おばあちゃんは、子供の親の親での呼び名

・まごがいるか

・いくつになってもおばあちゃんとは呼ばれたくない

・身内なら「おばあちゃん」でいい

・「まご」がいるかどうか

・本人の意識

・おばさんは人の世話をするの好き。おばあさんは人に世話になる事が多くなる

・人のお世話を必要に思うようになるかどうか

・孫が出来たかどうか

・お世話をする人か、される人か

・呼ぶ人が他人(おばさん)か身内(おばあさん)か

・おばさんと呼ばれるのはいいが、おばあちゃんと呼ばれるのはバツX

・気持ちの持ち方

・以前と比べて身長が縮んだら、おばあちゃん。ほっぺが口元より下にたれさがっているかどうか。。。

・お孫さんがいそうかどうか

・孫がいるかどうか

・孫の有無

・歩く速度が遅くなったらおばあちゃん

・見た目と仕草がしっくり落ち着いて歳を重ねてると認識されたときがおばあちゃん。

おばさんという響きにはこなれないものを感じる

・自分の力で考えて行動ができればおばさん、できないとおばあさん

・おばあちゃんは人に頼る人。おばさんは自分で動く人。可愛いらしい人。おばさんはデリカシーに欠ける…。

・白髪か?杖をついているか?腰が曲がってるか?

・趣味の有無、おばあさんになると趣味が無くなる?

・生きがいを持っているとおばあさん

・おばあちゃん→ 腰がまがったり、歩き方がシャキシャキしていない。静かなイメージ。

おばさん→やたらに元気!とにかく元気、恥じらいなし

・孫がいるかどうかが基本的な境界線だが、腰がまがっているかどうか

・70代からみると、70さい以上がおばあちゃん

・孫がいるかどうか

・孫ができてからがおばあちゃんでそれ以前 50才くらいからおばさんかしら

・他人か身内か

・孫の誕生

・ふつうに歩けなくなった時がおばあさん

・80歳以上がおばあちゃん

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