シニアの情報発信力をアップ『動画編集&You Tube発信講座』

近年テレビ離れも進み、YouTubeなどの動画配信サイトを見るシニアが増えました。「見るだけでなく自分でつくってみたい!」そんな声に応えて、50歳以上を対象としたスマホでつくる動画編集講座と配信のノウハウを学ぶ講座を開催しました。

□協力・連携先
動画編集講師 中山 望(元NHKディレクター、 Hope films代表)
NPO法人埼玉情報センター

□企画の背景
・コロナ禍になり自宅でYouTubeを観るシニアが増加した
・スマホで簡単に高画質の動画が撮影できるようになり、撮影した動画を編集したい人が増えた
・一般的な動画編集講座に参加するにはハードルが高く、「シニア限定」へのニーズがあった
・地域活動をしているシニアも多く、その活動を動画で紹介したいというニーズがあった

□やったこと
(1)スマホでの撮影&編集講座の講師実績が豊富な中山先生に、50歳から参加できるオンライン講座全4回のプログラム作成を依頼した
(2)zoomを使いオンライン講座を2回実施、全国から毎回10名程度の参加者が集まった
(3)講座後に「シニアムービーコンテスト」を独自に開催した

□ポイントと効果
(1)動画編集が初めてのシニアへの対応
50歳以上からの参加者は動画づくりが初めてだったため、企画や撮影、編集のコツ、そしてYouTubeなどでの動画の公開方法を丁寧に伝えた。質疑応答の時間を長くとり、講座以外の時間でも質問に答えるなどの体制をとった

(2)モチベーションアップ
講座受講後に、制作のモチベーションが下がらないように「シニアムービーコンテスト」を開催した。受賞作品は、「BABA labシニアYouTubeチャンネル」で公開し、作品を通して高齢化社会の生き方や楽しみ方を伝えた

(3)“シニアユーチューバー“への注目度
“シニアのYouTube視聴が増えたり、シニアユーチューバーが誕生したりしている”という文脈で、新聞やテレビからの取材依頼が複数あった。講座の受講生を取材先として紹介し、シニアの地域活動の発信などに利用されていることが記事になった

□参考リンク
・「BABA labシニアYouTubeチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCYwFllSAELCrsNewypRbtSQ

・日本経済新聞に取材を受けました
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB087R60Y1A200C2000000/

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