本音・本気の今ドキ「孫」育て講座 実践!「まご大学」

2015年10月15日(木)

第5回 体の使い方を学んで、抱っこやおんぶ、お風呂をラクに実践抱っこひもとベビーカーを使ってみよう

5月からはじまった「まご大学」。今回がとうとう最終回になります。

最終回は、さいたま市で女性出張の鍼灸マッサージ「こころと身体のメンテナンス治療院PolePole(ぽれぽれ)」の城内和美さんを講師にお招きしました。

こころと身体のメンテナンス治療院PolePole(ぽれぽれ)」の城内和美さん

こころと身体のメンテナンス治療院PolePole(ぽれぽれ)」の城内和美さん

この日は、この講座のアシスタントをしたいと志願された「地球と住まいをつなぐ おんぶひも専門店 おもいでおんぶ」の木本志帆さんも参加しました。

城内さんは、街で見かける赤ちゃんをおんぶ、抱っこしている人がいつも気になって仕方がないそうです。

「もっと体をうまく使えば、お母さんも楽に、赤ちゃんも喜ぶのに……と思います」

人間の赤ちゃんは、野生動物と違い、脳の発達の関係で、身体が未熟な状態で生まれてきます。未熟児ということは、お世話(抱っこ)しないと生きてはいけません。

「赤ちゃんは抱っこされて育つもの。お母さんが「ちょっと抱っこしてほしいな」と思った時に、まわりに抱っこができる人がたくさんいるといいですよね」と城内さん。

昔は家族や、近所の人、子ども達が小さい子を抱っこしたり、おんぶしたり(近所の子をおんぶして遊んでいたというお話も参加者からでてきました)が、当たり前の風景でしたが、最近は核家族化も進み、難しくなっています。

そこに、救世主。じじ、ばばの登場です!

でも、首の座っていない赤ちゃんの抱っこって大変……。

赤ちゃんの抱っこは、つい力が入っちゃって肩こっちゃうのよね。
膝と腰が悪くて、長時間の抱っこやおんぶは難しい。

というお悩みも聞きました。

そこで、生まれた時の平均体重約3キロの人形を使って抱っことおんぶ体験を行いました。

首のすわっていない赤ちゃん人形は、そおっと抱っこ

首のすわっていない赤ちゃん人形は、そおっと抱っこ

首がすわっていない赤ちゃん人形は、首はしっかりと押さえないといけないし、なんだかこわごわした抱っこになります。その後に、首のすわった同じ体重の赤ちゃん人形と、3キロの塩を抱っこしてみました。

同じ重さなのに、抱っこの感覚はそれぞれ全然違います。3キロの塩の重いこと!改めて体がしっかりしてくると抱っこも楽だと実感しました。

ライターは、0歳の息子育児の時、毎日の抱っこで腱鞘炎になった経験があり、そのことをお話すると、

「それは腕だけで抱っこしていたからですよ。腕が肩胛骨から繋がっていることを意識せず、腕だけで抱っこすると筋肉が少ない手首を痛めてしまいます。長時間の抱っこで腕が疲れてきたら、この技を使ってみてくださいね」と、城内さんが教えてくれたのが、赤ちゃんを支えている右手の手のひらをくるりと一回転。

「これは古武術の動作のひとつなんですよ」と城内さん

「これは古武術の動作のひとつなんですよ」と城内さん

こうすると重さが軽減されて手への負担が減るそうです。ああ、この技、0歳抱っこの頃に知りたかったなー。

この後、「自分の体の状態を、知りましょう」と、城内さんから肩こり防止のストレッチや、自宅にある道具で出来る肩胛骨まわりや足をほぐす方法などをレクチャー。参加者&スタッフから「気持ちいい♪」と声があがりとても好評でした。

「あー気持ちいい」の声がみなさんからあがりました

「あー気持ちいい」の声がみなさんからあがりました

また、抱っこにも二つの意味があることを教わりました。

・ベビーキャリア―(baby carrier)

→赤ちゃんの移動を考えたもの(ベビーカーやリュック型などの赤ちゃんが密着しないタイプの抱っこ紐など)

・ベビーウェアリング(baby wearing)→赤ちゃんをまとう(スリングや抱っこ紐など布などで赤ちゃんと密着して抱っこやおんぶをすること)

日本では、おんぶ紐を使って赤ちゃんと体がくっついた状態で家事などを行う「ベビーウェアリング」の文化とのこと。

「今は道具を使わない「素の抱っこ」をあまりしないで、小さな赤ちゃんの内から抱っこ紐やおんぶ紐などを使う人も多く、子どもが自分から抱っこやおんぶにいかないことも。大人の体などに「しがみつく」「よじのぼる」ことを成長する段階で行わないと、その後の子どもの筋力の成長に影響がでます」と城内さん。

講座後半は、城内さんが持参してくれたおんぶ紐やおもいでおんぶのおんぶ紐を、赤ちゃん人形を使って試してみました。

いろんな抱っこひもがずらーり

いろんな抱っこひもがずらーり

「おんぶのいいところは、赤ちゃんもお母さんやおばあちゃんと一緒の目線になること。赤ちゃんはその高さからいろんなものを見て学びます」(城内さん)

「娘を育てている時、このおんぶ紐使ったわ」と懐かしそうに試す方や、「今のおんぶ紐って、簡単に背負えて、前でかわいくリボンができるのね」という声もあり、とても和やかな雰囲気に包まれていました。

城内さんの話に、皆さん集中

城内さんの話に、皆さん集中

最後に孫にとって、どんな抱っこやおんぶがいいのでしょうか?

「それは、育児書やネットの情報に惑わされないで、孫をよーーく見て、孫が大好きな抱っこやおんぶをたくさんしてくださいね」と城内さん。

抱っこや、おんぶなど肌の触れ合いを行うと親子の愛情を深める、愛情ホルモン「オキシトニン」が発生するそうです。そして、抱っこする側、される側両方からともに、効果があるとのこと。

ババラボの「抱っこ布団」で赤ちゃん人形の抱っこを試してみました

ババラボの「抱っこ布団」で赤ちゃん人形の抱っこを試してみました

だんだんと大きくなっていく(どんどん重くなる)孫の成長も、前向きに捉えて、抱っこやおんぶもできそうですね。

まご大学の最終回は、おんぶ紐の実践でとても盛り上がった中で、終了となりました。

「ここをこうやって広くとって……」昔ながらの兵児帯(へこおび)を手伝う参加者

「ここをこうやって広くとって……」昔ながらの兵児帯(へこおび)を手伝う参加者

まご大学5回全て出席で皆勤賞のお二人には、この日のおやつを2個進呈。

この日のおやつは、菓匠花見 浦和本店限定「出世だるま」饅頭 http://www.kasho-hanami.co.jp/

晴れて、みなさんまご大学を卒業となりました。今までのご参加ありがとうございました。

今後まご大学は、新年度、パワーアップして開講予定です。
詳細については、サイトでお知らせいたします。

こころと身体のメンテナンス治療院PolePole(ぽれぽれ) http://polepolehari9amma.wix.com/polepolehp

地球と住まいをつなぐ おんぶひも専門店 おもいでおんぶ http://www.onnbuhimo.com/

 

 

ill.IK現役ママ 渚いろは(フリーライター・編集者)

千葉県出身。財団法人の広報誌編集を経て、結婚を機に埼玉県に住むことに。初代さいたま市子育てWEBの情報局員として2年活動後、フリーライター、編集者へ。現在タウン誌『アコレおおみや』の編集スタッフやグルメ、人物、店舗取材、産前産後の家族向けメールサービス「きずなメール」のコンテンツ作成など行う。2007年生まれの息子と、夫の3人暮らし。典型的なB型マイペース、こだわりが強い息子に翻弄されながら過ごす日々。ママの休日コミュニティの運営スタッフ、埼玉県男女共同参画審議会委員。

ママの休日コミュニティのブログ
http://ameblo.jp/mamakyuu/

ライター・渚いろはのブログ
http://ameblo.jp/risarisagasgas

——————
孫育て情報サイト「まごのこと」未来をだっこしよう
http://baba-lab.net/mago/
おじいちゃんおばあちゃん&パパママ&子どもたち
多世代での子育てを応援します
——————